雨
『今日の降水確率は30%です。お出かけの際には折りたたみ傘を持っていくといいでしょう。』
「んー。30%かぁ・・・微妙やなぁ;まぁええか。あっ、はよ行かな遅刻や!」
ーーーー5分後ーーーー
「あーしんど・・・なんでこない学校が遠いンや??やってられんわ;;しかもなんか天気悪ぅなってきてんし」
最近独り言がおおくなってきてんなぁ・・・歳いったんやろか・・・・しかしホンマにしんどいなァー
ポツッ・・・・・・・ザァーー
んな!?雨降ってきたやん!うそやろ?今日30%やなかったんかいな。
最悪や・・・もう走ってく気力ないしな・・・・まぁ、えっか。
「・・・・・ぅくん。佐藤君?」
誰や?『佐藤君』なんて呼ぶンは・・・
「おっ、やないか。おはようさんv」
「おはよう・・・じゃないわよ。ずぶ濡れじゃない?傘持ってこなかったの?」
「あぁ、天気予報見たら30%やってゆっとったさかい・・・」
「ちょっとまって。えっとねぇ・・・確かここに・・・あっ、ハイ!これ使って?」
「んなんええのに。もう学校そこやさけ。」
「でも、風邪引いちゃうから使って・・・ね?」
「さよか?ならおおきに。vvはよガッコ行こか。後1分やで?」
「あっ、本当だ!!急ごう。佐藤君」
か・・最初隣のクラスに転校して来たときはなんやこの子大人しそうでお嬢っぽいなぁ〜。
おれとはなんか気ィ合わなそうとか思っとったけど、実際はメチャクチャ喋るしおもろいし優しいな。
最近周りでも人気者やし・・・やっぱり今言っといた方がいいんやろうか・・・でもなぁ・・・・・・
「ひゃぁ〜。間に合ってよかったね佐藤君。・・・佐藤君??」
「んぁ?すまんすまん。ホンマよかったなァ。ギリギリセーフやv」
「佐藤君。早く教室に行かないと先生来ちゃうよ?私さき行ってるね」
あー・・・どないしょう・・がいってまう。よし!決めた今ゆうで。
「ぁのっ・・・ちょっとええか?」
「どうかした?」
「あんな、俺・・・が好きや。ちょくちょく喋るようなってからなんかええなァって思ってな・・・
あっ、別に今すぐ返事くれってわけやないし。俺の気持ち知ってもらいたかっただけやし。
ほなな・・。」
はぁ〜ついに言ってもうた・・・まだドキドキゆうてるわ・・・
だんまりやったなぁそういえば・・・
**********授業終了**********
「ぁ、しげさん。今日雨が降ってるんで部活中止になりましたよ。」
「お。そうか。わかったでポチ」
あぁ〜。なんだかんだいって一日中雨降っとったんやな;;
暇やしちょっとに会いにいってみるか・・・たしか2-4やったな
「あの、さんおるか?」
「えっと・・・さん今日転校しましたけど」
「はぁ?なんやて?転校したやて?」
「ハイ。お家の都合だとかで今日突然でみんなも知らされてなくて・・・」
「さよか・・・あんがとな」
・・・なんで・・・突然転校なんてすんや?
なんで今朝ゆってくれんかったんや?
−−−−−−−ギィ〜−−−−−−
「ん?手紙や・・誰やろか」
佐藤君へ
突然のお手紙でごめんなさい。
私は今日北海道の学校へ転校することになりました。
前々から決まってたんですが誰にも言うことができず
今日になってしまいました。
私は転校ばかりで仲の良いお友達があまり・・というか
全然できないから今回も良いやと思ってたけど佐藤君と
お友達になれてとても嬉しかった。
それに、『好き』って言って貰えて。
朝言えなかったけど私も佐藤君が好きです。これからも
ずっと忘れません。今まで有難う。
北海道・・か・・・・・俺も絶対に忘れんで・・・
なんか嬉しいような悲しいような変な気持ちや
「なんや、まだ雨降っとんかいな。
・・・俺と一緒に泣いてくれるんか?」
END。
**反省文**
はいぃ・・・馬鹿です;;最後なんて有り得ませんね。
シゲさんがなくなんて・・・・・・(汗)
しかも転校先が北海道ってどうよ・・・ただ単に自分的に遠い所にあるって思ってるからか?
文章が文章でなくてごめんなさい。さぞ読みにくかったことでしょう;スミマセンでしたm(_“_)m
デワ今回はこの辺で。これからもドンドン書いていく予定なので宜しくお願いします(やめろってね;;)
智己。
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