幼き日の悪夢。



私の人生はきっとアイツに出会った時にすでに狂ってしまった

アイツさえ現れなければきっと私は平凡な日々を過ごせていたのに

そう、すべてはアイツのせい・・・・







幼き日の悪夢








今日からゴールデンウィーク!!つまり学校がお休み!!

なんて素晴らしい事でしょう!!

でも、今年のゴールデンウィークは日曜日と重なってるから短いんだよね・・・

それでも休みは休みvv

ゆっくりと日ごろの寝不足を解消すべく為に寝るとしますか。








「おやすみなさぁ〜い」


私が2度寝をしようとした時だった。








「休みだからって寝すぎだよ?いい加減そろそろ起きたら?
もう12時過ぎてるんだから。」


私しか居ないはずの部屋から何処からとも無く声がした。






こ・・・・この声は・・・・








「かっ・・・郭英士っ!!!!なんであんたがこんな所に居るのよ?!
此処は私の部屋なのよ?!

Σは・・・・、さては・・・・・・・」


そう言って部屋の窓の方を睨みつけた。

案の定、部屋の窓は開いており、窓の外では一馬と結人が苦笑していた。




あのヤロウーー!!!あとで覚えとけよ結人っ!!!




私と結人は幼馴染で家が隣同士。
そして、私達の部屋も向かいにあった。
だから私達はよく窓から出入りをしていたのである。

コイツが此処にいると言う事はきっと結人の所に遊びに来たのだろう。



結人のヤツ・・・・英士が来るなら来るって昨日の内に言ってくれれば良かったのに!!!

そうと分かっていれば厳重に窓に鍵を掛けておいたものを・・・・


つーか、いくら私が昼まで寝てたからって勝手に人の部屋の窓を開けないでよねお母さんっ!!!
一生恨んでやる・・・・










私がヤツに初めて会ったのは・・・・・たしか・・・・・・・


そう!あれは小学校の時・・・・・





















 **回想中***



 『!!俺さ、ベルディユースに通うことにしたんだ♪』

 『へぇ!すごいねぇvvがんばってね結人!!』

 『おうよ!!ぜってぇプロのサッカー選手になってやるぜ!!』





そもそも、結人がベルディユースなんかに通ったりするから悪いのだ。
結人がそんなところに行かなければコイツと出会う事もなかったのに・・・・







 『結人ー?今日はサッカーお休み?』

 『ん?。おぅ、今日はサッカー久々に休みなんだ♪
  あ!!そうだ。今日さ、ユースで仲良くなったヤツが家に来るからさも来る?
  紹介するけど?』

 『ユースの友達?うーん・・・・、じゃぁ気が向いたら行くね。』







・・・・・・結人のアホーーー!!!
何で家に友達を呼ぶのよ!!!あの時あんたが一馬の家か英士の家に行っていれば・・・

っていってもいずれは家に来るか…(泣)







 『・・・(結人の部屋、にぎやかだなぁ。あ、そっか。友達が来てるんだっけ?)』






あの時私はボーっとにぎやかな結人の部屋を見ていた。
そしたら結人が私に気付いて・・・・








 『・・・ん?お、じゃん。お前もコッチ来る?紹介してやるぜ?』

 『え?何何?向かいの部屋に誰かいるの?』

 『おぅ、俺の幼馴染☆こいつらも気になってるみたいだし、こっち来いよ♪』


 『うー・・・じゃぁ、なんか楽しそうだからお邪魔しようかな?』







って言って部屋のベランダから結人の部屋の窓に飛び移った。
なんであの時私は結人の部屋に行ってしまったのだろう?バカじゃん自分・・・・








 『はいー!注目ーー!!えっと、俺の幼馴染のっての!』

 『どうぞヨロシクお願いします。』



 『そんで、、こっちがユースの友達の真田一馬と郭英士。
  2人ともすげーサッカー上手いんだぜ!!ま、俺のが上手いけど♪』



 『それはないでしょ?結人。俺のが絶対結人よりは上手いと思うけど?
  あ、俺は郭英士。こっちこそヨロシクね。さん。』







そう挨拶したのは郭英士だった。
コイツは小学校の頃から可愛くなかったのねぇ。


そして、この時点で私はコヤツに好かれてしまっていたらしい・・・・・・






 『あっ・・・・えっと、おっ俺は真田一馬!!よっよろしく。
  えっと、さんっ/////』







この頃からかじゅまは可愛かったわーvvvv






私が昔の事を思い出している時だった。


「ちょっと。俺の話し聞いてた?まったく、人が話してるのにボーっとしてるなんて・・・。
ま、そこがらしくて可愛いんだけどvv」


「うぉ!!!まだいたのか!!郭英士っ!!!!」


「あのね、いい加減、フルネームで呼ぶの止めてくれない?
昔のはもっと可愛かったのに、いつからこんなにひねくれたのかな?」



アンタのせいだよ!!郭英士っ!!!
そう言えば、初めて会った時は”さん”って呼ばれてたのに、いつから””になったんだ?!



「なに言ってるの。が”私の事はって呼んで下さい”って言ったんでしょ。」



な・・・なんで私の思ってることが分かるのよこの人はっ!!
さてはエスパーかコイツ・・・



「ちょっと、人の事変な風に言わないでくれる?」

「なっ・・・・ちょっと!!人の心の中勝手に読まないでよ!!!」

「だってって分かりやすいんだもん。表情によく出るしv
それにしてもパジャマ姿のも可愛いねvvvもちろん寝顔も可愛かったけどvvvvv」


「え・・・・・?」




はっ!!しまった!!私ってばまだパジャマじゃん!!
つーか寝顔を見られるなんて一生の不覚!!!!




「2度寝するんでしょ?
なんなら俺がいっしょに添い寝してあげるけど?」

「ぎゃーーー!!!変態っ!!こっち来んなっ!!!
助けて一馬っ!!!ついでに結人もっ!!!!」

「Σえっえぇ?!」
「ひでぇー!俺は一馬のついでかよーー!!!」






いきなり助けを求めたもんだから一馬はかなり慌てている
さすがへたれ♪
あー、結人に”ついで”ってつけたのはまずかったかしら?




そんな事を思いつつ、私は変態郭英士の横をすり抜け、結人の部屋の窓へと猛突進した。

勢いよく結人の部屋に飛び込むと、結人の部屋の窓をピシャリと閉めて鍵を掛けた。
もちろん2重ロックで!








「・・・・・あ、危なかった・・・・」



ほっと一息つく私を見ながら一馬と結人が

「「おーーーっすげーー!!」」

と拍手をしていた。





窓の向こう。そう、私の部屋では1人英士が悔しそうにコチラを見ていた。

ざまぁみろ!!郭英士!!





「ちょっと!!この窓の鍵開けてよ。」

「誰が開けるもんですか!!いい?一馬に結人!!絶対に鍵開けちゃ駄目だからね?!」




2人は英士には逆らえないからちゃんと忠告しとかないと。






「あー、それはいいけどさ、、お前髪の毛ぐちゃぐちゃだぜ?」

「えぇ?!マジ?!ちょっと結人!!早く直してよ!!
って言うか、結人が英士なんか家に呼ぶから悪いのよ!!」

「あ、ごめん。英士を呼んだのは俺・・・・・」




一馬のばかーーー!!!なんて事を!!!




結人に髪を直してもらいながら、ふと自分の部屋を見てみると
そこに居る筈の郭英士の姿がなかった



「おし!できた!!!これでいいだろ
やっぱ俺って天才?!」


気が付くと私の髪の毛は結人の手によって綺麗に2つ括りにされていた。



「あ、ありがと結人。
あのさ、英士が私の部屋に居ないんだけど・・・・・」

と、私は自分の部屋を指差した。



「案外、もう結人の部屋のドアの前まで着てたりしてー」

「ちょっ変な事言わないでよね一馬!!」




一馬と結人が2人して笑っていると








「実はそのまさかだったりして」



私達3人は固まった




静かに部屋のドアが開いたと思ったらなんとソコには



今まで私の部屋に居たはずの郭英士の姿がっ!!!!






「3人とも・・・・・覚悟はいいよね?」(腹黒スマイル)



「「「いやぁぁぁーーーーーーっ!!!!!」」」






その後、私は地獄を見ました・・・・・・




「あ、。明日は俺に1日付き合ってもらうからね?
もちろん断ったりなんて事はしないよね?」



「・・・・・・・・・・」





あぁ。誰か助けてください・・・・・・

私のゴールデンウィークはどうなるのよぉーー!!




「・・・?」(ニッコリv)



う゛・・・私に拒否権はないらしく・・・・・

その腹黒スマイルは止めて下さい、マジ怖いっス・・・・



「・・・はい・・・喜んでお供させて頂きます・・・・・・・。」




私の隣には既にボロボロになった一馬と結人の姿があった・・・






私の休息の時間はないのでしょうか?

ゴールデンウィークってなんだろう・・・・・


私の不幸な日々は一生続きそうです・・・・








-end…?-










***反省会***

英士 「何なの?コレ・・・・」
嘉菜 「はっはっはー!ナンなんでしょう?」
英士 「殺していい?本気で・・・」
嘉菜 「ぎゃぁぁーー!!だからそれだけは止めて下さい!!もうしません!!ごめんなさいっ!!!!」
結人 「なんか俺の扱い酷くねぇ?」
嘉菜 「え?きっと気のせいよvv(殴)」
英士 「これって俺が主役なんでしょ?なのに扱いは結人より酷いでしょ。」
嘉菜 「だって、郭英士=腹黒変体エスパー野郎!!ってイメージがあるじゃないですか★(笑)」
結人 「あっはっはー!!それかなり笑えるっ!!!」
英士 「結人・・・それとバカ1名。本気で殺すって言ってるでしょ?そんなに死にたいんだ…。」
結人嘉菜 「・・・・・・・・・・すいませんでしたー」
一馬 「…なぁ、俺のこと忘れてない…?」
結人 「あ、一馬、お前居たんだ?(酷)お前は相変らずへたれってんなー(笑)」
一馬 「へたれって言うなっていってんだろっ!!馬鹿結人!!」
英士 「ちょっと、此処は反省の場なんでしょ?だったらちゃんと反省しなよ?読んでくれた人に謝る事がいっぱいあるでしょ。」
嘉菜 「はい!そうです!!こんなバカな話でごめんなさい。皆さんキャラが違います;;
    ってか、すっごい時期はずれ…ゴールデンウィークって…;;
    えっと、ここまでくっだらない文章を読んでくれてありがとうございました。
    次はもっとまともな文章をー(←意気込み)」
英士結人一馬 「それは無理だろ!!(でしょ。)ホントにありがとう!また読んでやってくれよな!!」





-嘉菜。-


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