―――私の心と空―――





今日も良い天気だ☆何か良い事ありそうな予感♪ゲッ!!遅刻する!!


―――教室到着―――


ん?何か騒がしい?
さっそく鞄を廊下側の1番後ろの自分の机に置いて隣の席の親友、のところへと…


「おはよ、。何話してんの?」

「あ、。おはよ。あのね、今日、このクラスに転校生来るらしいよ☆」

「へー…転校生かー…」


ガラガラガラ(古ッ!!


「はーい!座りなさーい、ST始めるよー」


――ザワザワ――


「早速ですけど、転校生を紹介しまーす。じゃ…」

「え〜っと…京都から来ました佐藤成樹です。シゲって呼んでやvvよろしゅうたのんます☆」


…超ハイテンション…しかもド派手な金髪・・・苦手なタイプNO.1だよ…(ToT)


『キャーvv可愛い〜vvカッコイイ〜vv』


大人気だよ…まぁ、確かに顔はいいけど。



「それでは今から席替えしまーす」


忘れてた!!今日は月に一度の席替えだって先週言ってたっけ、、、

ー、ついに別れちゃうのね〜…(泣)

「この場所、最高だったのにねー」


このクラスの席替えとはクジ引きという方法によって決定されるのです…
だから、自分の運次第って訳で、、、

「窓側から順番にねー」


1番最後!?みんな良い席引かないでよー!?(祈


「じゃあ、番号見て場所確認してー」


(よっしゃー!1番後ろだ!!)
(やったー☆近くだよー!!)

そんな声が聞こえる中――



「ゲッ…窓側の1番前…(+_+;)はー?」

「私、また一番後ろ〜vv」


なんですと!お姉さん!!何気に良い席取りやがってー!!!


「そんな気を落とさずに(^^)、1番前でも隣の人が良ければいいじゃん☆」


「他人事だと思ってー!!(>д<)」

「だって他人事だもん☆」


ケッ、自分は良い席だからいいよねーっだ…。
でも隣って誰なんだろ…?


「ねぇねぇ、佐藤君、どこの席?」

うわっ、クラスの女子に囲まれてるよ…


「だーかーらー、シゲって呼んでやvv、俺は…窓側から2番目の・・・そこや♪」

彼の指さした場所。。。Justのお隣さん☆


「だってね!!良かったじゃん♪

…良くないよー…もー最悪ぅー(;_;)出来る限り関わらないでおこうと思ったのに〜…。


「はーい、席変わってー」



――ガタガタガタ――



「日直はー…窓側からいくか。じゃあ、と佐藤、日直よろしく」

「はぁー…(日直かよー)」



ザーーーーー


え!雨!?傘持ってきてないよぅ。ってか降るなんて言ってなかったじゃん!よしずみ良純さん!!(笑


「はぁー…」

「何ため息ついてんの?(2連続だし)」

「え!?いや、何でもないよ(汗)


びっくり吃驚した〜…いきなり話しかけないでよ〜(泣


「俺、佐藤成樹って言うんやけど、君の名前は?」

「(さっき名前聞いたっつの!!)です(^^)」

…今絶対100%顔引きつってたよ(;^_^A


「名前は?」

「は?…あ、です」

ちゃんか〜…可愛い名前やねvv」

「(^^;)あ、ありがと」

「一ヶ月間、よろしゅう♪(*^_^*)」

「よ、よろしく(*_*;)」




  ♪キーンコーンカーンコーン♪

―――1限目(英語)―――





キリーツ、レー、チャクセーキ


「初めての授業って何かワクワクするぅ〜(>_<)
ってさー、頭良いでしょ」

「!?え、何でですか?」

「何かそんな雰囲気でてる(^^)」

「はぁ…そうですか」


「ソコッ!授業中に喋らない!!じゃあ、佐藤君、ここ読んで」

「はーい。I have to ――――――.」


・・・・・(沈黙)。


「え!?間違えてました?!」

「…は、はい。よろしい」


す、すごっ!!英語ペラペラだよ。発音かなり良いし。
転校生、佐藤成樹の成績優秀さを見せ付けられたよ・・・。
他の授業でもスラスラ答えてるし。でも、かなりカッコ良かったかも(///)



―――昼休み―――



シゲは相変わらず女子達に囲まれてた。・・・何話てるんだろ…って、私には関係無いっつの!



―――そして放課後(飛びすぎ!!)―――




ー!帰ろー☆って日直だっけ?じゃあ、また明日ねバイバーイ(^_^)/~」

ひ、ひどい。手伝ってくれたっていいじゃん!!の薄情者ぉ〜(;_;)


「はぁー・・・」

「ねぇ、。日直って何するの?」

「えーっと、日誌書きと机の整頓と戸締りだよ」


が指を折りながら答えた。


「なんや、簡単やんか♪、嫌そうやったからめっちゃ面倒な事なんか思たわ」

「やることは少ないけど、日誌が大変なんだよ」


ペラペラペラ(日誌をめくる音)


「・・・・・・なんやねんこれー!!!」

「でしょ?だから嫌なんだよ」

「なに、何でこんな書く所多いねん!?」

「さぁー?よし!早く終わらせよう!!私、日誌書くから、佐藤君は整頓と戸締りよろしく(^^)」


  ・・・・・。


何か視線が痛いんだけど・・・。


「な、何?」

「何で苗字?」

「何でって初対面だし。。。」

「俺がって呼んでるんやから、もシゲで良いって(^^)」

「じゃあ…シゲ…君」

「ん〜…まぁ、許す。」


 許すって・・・。


「な、何?(^^;)」

「でも、やっぱシゲがええな〜」

「何でそんなに“シゲ”って呼んでほしいの?」


そう言ったら、シゲは上目遣いで


「だって俺は“”って呼んでるのに、は俺のこと“君”付けっておかしない?」


ドキッ!!


な、なにドキッってしてるのよ私(@_@)


「わ、分かったって…シゲ」

「やっと呼んでくれた(^^)」

「じゃあ、早く終わらせようよ」



―――10分後―――



(シゲって指キレー・・・頭が良くて、体育の時も注目の的で、横顔もカッコ良くて、愛敬があって、、、
 皆に好かれる人だし、こんな人が彼氏だったら、、、って何考えてんのよ!!)

「手、止まってんで?」

「え!?あぁ、ちょっと考え事してた;」

「なぁ、まだ日誌書き終わらんの?」

「あ、後ちょっとだから、もう帰ってもいいよ?」

「いや、残ってる」

「そ。」

「・・・ねぇ。」

「何?」

「俺の事、どう思う?」

「どうって?」

「俺、の事、好きなんやけど」

「(///)」

「顔、真っ赤やで☆、可愛い〜vvv」

「じょ、冗談は止めてよ(///)」


するとシゲは急にまじめな顔で


「冗談なんかやない、本気での事、好きなんや」


「きょ、今日あったばっかりで、よくそんな事言えるね」

「俺は前から知ってた。二週間前の編入手続きの時から何回もを見た。
  そん時からずっと・・・ずっと、の事が気になっとってん」
  俺とそのー・・・付き合ってください(///)」


シゲの顔・・・真っ赤・・・。本気なのかなー・・・


「・・・。」

「って、は可愛いから彼氏おるよな〜」

「か、彼氏なんていないよ!!今まで彼氏できた事・・・ないし・・・(私ってば、何暴露してんだろ!?)」


 ・・・・・(沈黙)。


「付き合ってもいいけど?」

「え!?」

「まだシゲのこと良く知らないけど・・・もっとシゲの事、知りたいって思ったし(///)」

「ほんまっ!?」

「冗談でこんなこと言わないよー」

「やったー☆はー、緊張したー!!告るのってこんな緊張するんやなー」

「・・・初告白?」

が俺の初彼女☆」

「(///)私もシゲが初彼氏」

「初めてづくしやな(^^)」

「だね(^^)」

「よろしくな、

「よろしくね、シゲ」

「初づくし記念でついでに初チューもしちゃう?(笑)」

「(///)ばか。」

「だよねー・・・(*_*)」


うな垂れるシゲを見ていたずら悪戯したくなって。。。



――― C h u ☆ ―――



「(///)なっ!?」

「しちゃう?って言ったのシゲの方だよ」

「あ!!見て♪シゲ!」

「キレーやね☆」

「・・・もぅ、どこまで私の心と一緒なんだよ」

「ん?何?」

「何でもない(^^)」




―――空には雨上がりの幻想的で壮大な七色の虹が架かっていました。――――




、これからずっと一緒に帰ろ♪」

「うん(///)」










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  神已



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