あたしの目標→それは皆勤賞を貰う事。
曲がり角にはご注意を
また今日もいつものパターン。
あと10分、早く起きられればこんな事にはならへんのにっ
何で毎朝、毎朝、大っ嫌いなオベンキョウをしに、こんな息を切らして学校にいかなあかんのやっ
オベンキョウは大嫌いやけど、学校は好き☆だから目指せ皆勤賞!!
でも、毎朝これじゃ疲れるわ。。まぁはよ起きろって話なんやけど。
あー!もっと始業時間遅らせや!学校っ!!
よっしゃ!あとはこの角を曲がって300m走ればゴールインやっ!!!
遅刻ギリギリのあたしは最後の角を勢いよく曲がった…
あとは真っ直ぐ300mダッシュするだけやったのに…
ドカっ!!
「ぎゃぁっ!!!」
「うわっ!!!」
なんて事でしょう。
急いでる時に、勢いよく曲がり角を曲がったら、運悪く其処には人がいておもいっきりぶつかりこける…
なんてありがちなパターンにまさか自分があうなんてっ
しかも、そのぶつかった相手が超カッコええ男の人やって、それで恋なんかに落ちてもうたらどないしょう〜///
って、アホか自分!!
そんな事あってたまるかー!!
なんて、一人で呆けて、一人で突っ込んでたら 頭の上から声が降ってきた。
「あの〜?大丈夫ですか?」
「いたた〜… あ、全然大丈夫ですヨ。スイマセンね、あたし急いでたもんで…
そちらさんこそ大丈夫やったでしょうか?」
「あ、俺も全然平気★こっちこそごめんね。
いや〜ビックリしたよ。ホント大丈夫そうでよかったよかった!
しばらく動いてくれないから死んだのかと思っちゃったよ一瞬。」
「まっさか〜、あたしはこんな事で死ぬほどやわじゃないです…って!!!」
「うわっ、何?!どうしたの?いきなり大きい声出して!
え、どっかやっぱ怪我とかしちゃってたりしたわけ?!」
「へ?あ、いや、そのっ//// 全然そんな事じゃなくてやね////」
な、何やのこの人!!!めっさカッコええやん!!
そのカッコよさに顔を見た瞬間、ついつい大声を出してしまった。
何なん?!このありがちなパターン!!
まさにコレこそ運命の出会いvvv神様万歳!!
「あーマジびびった。君ホントにおもしろいね。さすが関西の人!」
「いやいや、そんな事ないっスよ〜//// って、何であたしが関西人ってわかったん?!」
「だって、おもいっきり関西弁じゃん。(笑)」
「そやね〜、関東の人は関西弁なんて喋らんもんね。
あたし去年、東京に引っ越してきたんやけどどうも標準語がまだ喋れんくて。」
「いいじゃん。標準語なんて喋れなくてもさ。
俺は関西弁にあこがれちゃったりするけどな〜。
ってかさ、のんびり喋ってるけど、君急いでたんじゃなかったの?」
「へ?!あっ!そうやった!!こんなのんびり喋っとる場合とちゃうねん!ぶつかった相手があまりにもカッコええから忘れとったわ!
ちょっとアナタっ!今何時何分?!」
「え、今は〜…」
その時、遠くの方で学校の始業時間をしらせるチャイムが鳴った。
「いぃやぁぁ〜〜!!あたしの皆勤賞がぁ〜〜!!!」
神様のいぢわるっ
運命の出会いはええけど、こんなカッコええ人とぶつかったのは嬉しいけどっ
けどっ、、このネボスケのあたしが毎朝必死で遅刻せんように努力して目指していた皆勤賞の夢がっ
これじゃぁ全部水の泡やんけー!
「えっと、なんかごめんな?俺のせい…だよな〜
ホントごめんっ」
「いや!決してアナタ様のせいではございませんヨ!!
全てはこのネボスケのあたしが悪いんやぁ〜。。
っていうか、アナタ様も時間大丈夫なんでしょうか?」
「あっ!!やべ。俺も早くしねぇと遅刻しちゃうじゃん。
…でも、俺は謝れば済む遅刻だけど、皆勤賞ねらってた君の遅刻は大きいよな。ホントにマジでごめんな?」
「そんな何回も謝らんといて!!ってか謝らなあかんのはあたしの方やのに!!
ホンマに大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでしたっ」
「いや、でもさ…」
「そんなお気になさらずにっ!!
あたし、皆勤賞はもうもらえへんけど、でもっ
その代わりにアナタ様みたいなカッコええ人と出会えただけで幸せやから」
…な、何を言うてんのあたしっ!!
うっわぁ〜最悪やぁ〜 くさすぎるで自分っ!!/////
「なぁ?それって遠まわしな愛の告白ってやつですか?お嬢さん?(笑)」
「あの、そ、それはですねぇ〜/// 今の無し!!ホンマごめんなさいっ
おもいっきりぶつかった名前も知らない相手にいきなりこないな事言うてしまって…
アホやんあたしぃ〜〜!!!(パニック)」
「っぷ。ホントおもしろいすぎっ!!!
あ、俺ね、若菜結人くんっての。よろしくねvv
これから遊びに行かない?って言いたいところなんだけど、
今からサッカーの練習試合あるからもう行かないとダメなんだよね〜」
「えぇ?!試合?!た、大変やん、それ遅刻したらめっさヤバイんとちゃうの?!
はよ行かなっ!!監督さんに怒られるで!」
「確かに…。あの監督怒ったら怖ぇもんな;;
まぁでも、もう目的地すぐそこだし。ほら、あそこに微妙に見える白い建物の…」
「あ、あそこでやるんかぁ〜。ねぇねぇ。何時ぐらいまでおるん?」
「ん〜2時ぐらいまでだったような」
「そしたら、あたし昼休みに応援しに行くわ!ぶつかってしもたお礼にジュースでもおごったげるv」
「ラッキーvv(でも昼までには試合終わってるけどな;;)
あ、ヤベ。そろそろ行かねぇとホントに遅刻しそう。それじゃね☆えーっと…」
「あぁ、あたしの名前?ふふ…それじゃ、お昼に改めて自己紹介するわ。それまでは秘密や(笑)」
「なんだよソレ〜(笑)」
「ほんじゃ、試合がんばってなっ結人様vv」
始業時間を知らせるチャイムが聞こえてから約10分。
もうどんなに急いでも完璧な遅刻。
毎朝全力疾走している残りの300mをなんだか初めてゆっくり歩いて登校してる気ぃするなぁ〜
後ろを振り返っても結人様の姿は見えん。そりゃ当たり前やけど。だって、曲がり角を曲がったんやから。
でも何か後ろを振り返ってしまう。
今からサッカーの試合や言うてたなぁ。結人様のボール捌きはきっとめちゃくちゃカッコええんやろなぁ〜vvあぁ見たい!!
皆勤賞をもらうというあたしの目標はこうして達成できんかったんはくやしいけど。。
でもいいんや。
次の目標をみつけたから。
次の目標は皆勤賞がダメなら精勤賞じゃ!!それともう一つ。
嗚呼v早くお昼休みにならないかしらvv(まだ学校にも着いてないのに…;;)
END
*******
中途半端?!何だコレ。ようわからんくなってもたわぁ〜
見事に会話文ばっかやね☆(死)
なんだか勢いで主人公さんを関西人にしてしまった…似非関西弁;;
ってかありがちパターン。さらに、主人公さんの名前変換が全く無いときた。
夢じゃないやんコレじゃぁ。。ごめんなさい<(*_ _*)>
でも関西弁は楽しかっ…た!!似非だけど。。 嘉菜
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