めざせバカップル★
プロローグ。
8月も後半にさしかかる今日、この日私は運命の出会いをしました。
それは私の通う高校のグラウンドでの事。
そこで中学生のチームとうちの学校のサッカー部が試合をしていました。
私はサッカーにぜんっぜん興味がありませんでした。
この試合を見るまでは…。
めざせバカップル★
「!ーっ!ねぇ今日暇っ?暇だよね!!」
部活が終わって私が帰り仕度をしていると、親友のちゃんが勢いよく話しかけてきた。
「なっ…何?いきなり…ってか勝手に”暇”だって決めないでよ!!」
「んじゃ 何か予定あんの?」
「う゛…無いよ…」
「ほぉーら暇なんじゃん♪あのさっ!今からグラウンド行こうよっ!!」
「へ?何でー;;」
「今日ねー、何かうちのサッカー部と中学生の有名なチームが試合するんだって〜ww
これは是非見に行かなくちゃww」
ちゃんは私と違って大のサッカー好き。
サッカーの事となるといつも目をキラキラさせている。
私は別にサッカーに興味ないから断ろうとしたら…
「もちろんアンタも行くよね?行くでしょ?!はい 決定ーー!!
じゃ、早く荷物まとめて行こーww」
「……はい;;」
断る前に行くことが決定しちゃった;;
もーちゃんっていつでも強引なんだからー!!
(でも怖いので口にしない[笑])
と いうわけでグラウンド…
ミーン ミーン ミーン ミーン ミィーーン……… (蝉の鳴き声)
「あ…暑い゛い゛〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
こんなに暑い日にサッカーの試合なんて…ご苦労様よねー;;
ギャラリーもいないよ。
暑いし、夏休みだしねー。物好きは私達くらいか…。
「きゃーーwwあっ!すごい!!うちのサッカー部負けてるっ!!
あの子達中学生なのに!!高校生相手にすっごーーい!!!」
ちゃんだけは1人でキャーキャーと元気だ。
私はもう暑くて死にそう…。
早く帰りたいなー。
帰ったらとりあえずクーラーガンガンかけて、
そこでアイスでも食べて 昼寝して……
と 私がボーーーっと考えていると
「…っ!っ!!ちょっとってーーーー!!!
見て見て見て見て見てーーーー!!!おいっ!!見ろって コラーー!!!」
興奮して口調まで変わってきたちゃんが私を激しく揺さぶってきた。
「う゛ぅ゛……な、何でしょーか…ちゃん…」
本気で死にそうになっている私にちゃんは
「中学生の方見て見てっw強いだけじゃないよっ!!
めっちゃカッコイー子ばっかりだよwwきゃーwwあの子好みーーwww
おわっ!あの子ホントに中学生〜っ?!見えなーいっ☆」
って 今度はイケメン観察ですか;;
…どれどれ? …ふーん、本当だww結構イケメン揃いじゃんww
……Σん?!えっ、ちょっとヤダ!
あの子マジにカッコイーーーwwwwwww
うわーー/////!!何?!私すっごいドキドキしてる!!
もしかして コレ……コレが恋ってやつですかーー?!(死)
うわぁ〜年下相手にマジ惚れするなんて私ってばぁ〜ww(壊)
「…?おーーいっ!!どしたのっ?!」
「…ちゃん…私、決めたよ…」
「はい?」
「私、あの中学生のチームの
{マネージャー or チアガール or 追っかけ}
になるっ!!!」
「はぁぁっ?!」
かくして 私の {マネージャー or チアガール or 追っかけ} 人生は幕を開けたのでした。
☆補足☆
2人とも目がいいので
サブメンバーや線審やってた小岩や風祭も観察済み★(死)
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唯。
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